メインコンテンツへスキップ
終了
インフラ維持管理 企業局 地域整備課
2026/08/05

【ソリューション募集】土砂受入時の品質確認のデジタル化

【ソリューション募集】土砂受入時の品質確認のデジタル化

栃木県企業局(地域整備課)の地域課題「土砂受入時の品質確認のデジタル化」に関するソリューション募集を開始しました!

栃木県では、産業用地等を整備する用地造成事業を実施しており、造成にあたっては外部から土砂を受け入れ、盛土等に使用しています。造成した用地は企業等へ売却されますが、売却後に地中から転石・巨石や異物が発見されると、買主の建設工事の支障や対応費用の発生など、大きな問題につながります。全国的にも問題化した事例があり、確実な品質確認の重要性が高まっています。

一方、現在の品質確認は、搬入のたびに職員が現地に立ち会い、目視で転石・異物の混入を確認する運用に頼っており、見逃しや判断のばらつき、記録の不足、立会い負担による業務効率の低下が課題となっています。

土砂の受入時に、転石・異物の混入を確実に見つけ、自動で記録し、遠隔でも確認できる仕組みをぜひご提案ください。

 

──────────────────────

 

■ 求める機能

・検知(見逃しの防止)
搬入土砂に含まれる転石・異物の見逃しを防ぐ、検知・判定支援の技術

・記録(確認結果の自動記録)
搬入時の状況や確認結果を自動で記録・保存し、後から振り返ることができる仕組み

・遠隔確認(立会い負担の軽減)
現地立会いに依存せず、遠隔から品質確認ができる仕組み

 

──────────────────────

 

■ ご提案にあたってのポイント

・検知手段は映像・画像に限定しません。遠隔監視カメラ、ウェアラブル機器、クラウド等、見逃し・ばらつきを減らせる仕組みを広く募集します。

・検知・記録・遠隔確認のうち、一部の機能・技術のみのご提案も受け付けます。

・既存の製品・サービスに限らず、構想段階のご提案も歓迎します。

・現場条件(検知対象の目安サイズ・求める精度、電源・通信環境、粉塵・振動・逆光などの屋外環境等)は、ヒアリングの際に具体的にご提示します。

 

──────────────────────

 

■ スケジュール

ご提案を令和8年9月2日(水)までにご提出ください。

ご提案内容については、ご応募後に随時ヒアリングをさせていただきたいと考えております。

 

──────────────────────

 

■ 資料・関連ページ

課題や要件の詳細については、次の資料をご覧ください。

ソリューション募集資料_栃木県企業局地域整備課

 

 

──────────────────────

 

■ 本募集を通じた展開について

事業者の皆様からご提供いただいたソリューション情報(機能・実績・費用感等)は、事務局にて整理のうえ、同様の課題を持つ県内市町・県所管課へ展開・共有させていただきます。

展開の結果を踏まえ、関心を持った市町・県所管課との個別の検討・協議へ接続してまいりますので、同様の受入確認・現地確認を行う他の現場・事業への広がりを見据えたご提案をお待ちしております。

 

──────────────────────

 

■ ご案内 ~ご提案にあたって~

本募集におけるご提案については、所管課等において検討後、製品やサービスの調達、委託契約等を別途実施いたします。ご提案いただいた企業との実証実験や契約をお約束するものではございませんので、予めご了承ください。

また、ご提出いただいた提案書は、所管課以外の庁内他部署とも共有させていただく場合がありますので、あらかじめご承知おきください。

皆様からのご提案を心よりお待ちしております。

 

──────────────────────

 

■ 事業者の皆様からいただいたご質問と回答について(8月31日追記)

本テーマ「土砂受入時の品質確認のデジタル化」について、事業者の皆様からご質問をいただきましたので、回答内容を整理して共有します。

ご提案の検討にあたって、募集資料とあわせてご参照ください。

 

これまでにいただいたご質問への回答を、テーマ別に整理したものです。

1.土砂の受入基準

「発生土利用基準について」(H18国交省)および「栃木県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」(栃木県条例第37号)の安全基準等に基づき、企業局の受入基準を定めています。

主な受入基準:第3種建設発生土以上、土砂条例安全基準を満足すること。ただし、次のような土砂は受け入れません。

① 転石の最大粒径が200mmを超える土砂
② 悪臭を放つ土砂(一定期間で臭いが消えない土砂)
③ 水分を多量に含む土砂(粘性土で含水比40%以上のもの)
④ アスファルト塊、コンクリート塊、再生砕石、改良土、木片、建設汚泥、樹木等の根等のゴミが混入している土砂 等

2.現在の判別方法

受入基準を満たしているかは、目視で概ね判別可能です。ただし、寸法・含水状態・臭気などは触診等により判断しています。判別の目安とする特徴は、上記1の受入基準(①〜④)のとおりです。

3.品質確認のタイミング

現在は、搬入前・搬入時・搬入後のそれぞれのタイミングで確認しています。今後は搬入時に重点的に確認することで、効率化が図られることを期待しています。

4.搬入箇所・確認場所の特性

盛土の施工箇所に直接搬入・荷卸しするため、搬入箇所は日・時間ごとに移動(数m〜数十m)します。品質確認の場所も同様に、一定間隔で移動しながら実施しています。固定箇所での確認ではない点にご留意ください。

5.現場環境

  • 屋外・昼間での作業です
  • 強風時は粉塵が舞う場合があります
  • 遮蔽物のない開けた土地のため、定点カメラ観測時等は逆光となる場合があります
  • 現地の様子は以下からご確認いただけます
    https://tochigi-kigyoukyoku.com/(外部ホームページ)

6.現場に設置予定の機器

今後、クラウド型監視カメラ(PTZ)およびウェアラブルカメラの設置を予定しています。監視カメラは1団地につき2台を予定しています。

7.提供可能なデータ

過去に発見された転石・異物の事例データを、数十件分提供可能です。(画像認識AI等の学習データとしての活用可能性を含め、ヒアリングの際にご相談ください。)

8.システムに期待する役割

判定支援(職員の確認支援)に限らず、自動判別による運用も検討対象としています。幅広くご提案いただき、ヒアリング時に規模感を含めて検討したいと考えています。

9.将来的な展開の可能性

今回のフィールドは産業団地の造成工事ですが、ソリューションの内容によっては、道路や河川工事といった多様な建設工事にも展開し、活用の幅を広げたいと考えています。

提案を締め切りました